今年度も無事開催させてただきました。
熊本県の九州動物学院さんにて犬の心理栄養学®入門編のスクーリングを行わせて頂きました。
今年度はなんと41名もの方に受講して頂けて、嬉しい限りでした。
コロナ禍での実施ははじめて
コロナ禍での実施につき、例年とは少し内容を変更させて頂きました。
まず、出発前に検温、消毒液の持参、マスクを着用。
当たり前になった作業をこなしての移動でした。
例年は午後の講義は昼食後の眠気もあるだろう・・・という事でグループワークや簡単な調理実習などをしてましたが今年度は中止。
その代わりに、これから来るであろう代替タンパクの話(昆虫食ドッグフード発売!)をさせて頂き、それに伴って皆様には希望を募ってコオロギせんべいの実食もしました。
まずは、味つけのしっかりしたおつまみ系のコオロギせんべいを2種類。
その後は話題になった無印良品のコオロギせんべいを。
なんとびっくりな事に九州動物学院さんでは「ミートフリーマンデー」の実施が始まる直前というタイミングでのスクーリング講座となりました。
ミートフリーマンデーも昆虫食と同じく代替タンパクで食肉を食べる日を1日減らして環境への負荷を減らそうをいう取り組み。
食べ物はいつでもどこでも手に入る日本に居るとあまり実感のない食糧問題。
お肉を少し減らすだけで環境負荷が減る、簡単なようで簡単ではないのかも…しれないですね。
こんな事を書きながらも、肉を食べたいですし…うちの犬達にはお肉を食べさせてますから。
CO2の排出量取引
CO2の排出量取引が行われてるのをご存知ですか?
排出量がふえるなら排出量を減らした所から排出量を買う。
雑な説明ではありますが…大まかにいうとこんな感じ。
小泉大臣が使い捨てのプラスティックスプーン、ストローを削減の義務などを盛り込んだ法律を制定すると発表して、色々と議論が起こっているようですが…
CO2の排出量取引の次にプラスティックの排出量の取引も始まるのかな…その前の法整備なのかな…なんて思っております。
CO2の削減のために代替タンパクを。
これは人も犬(ペット)も避けて通れないのかな?と思います。
あなたはどんな代替タンパク質なら受け入れられそうですか?
ビーガンのように植物性のタンパク?
昆虫のタンパク質?
培養肉?
もしくはまた新しいものが発表されるかもしれませんね。
犬達と末長く暮らしていくために
必要な事は知識を蓄えること。
そう言った意味ではこの先プロとして活躍される方々へこう言った機会を頂けるのは大変ありがたいです。
知識があっても使えなければ意味がない。
それを使えるようになっていれば大きな支えになります。
それをいかに使えるようにするかはその人次第ではありますが「こういう風に使うのもあり」と提案する人間が増えるのは飼い主さんにとっても犬達にとってもメリットが大きいと思います。
犬の心理栄養学®️入門編のスクーリングは楽しみつつ、柔軟な知識の使い方の提案をこれからもさせて頂ければなと思ってます。
当法人が発足してからまだまだ至らない部分も多い中こうやって機会を頂けて、この場をかりて九州動物学院さまに感謝申し上げます。
来年度へ向けて…動いていこうと思ってます。