食事の目安量はあくまで目安
写真のようにドッグフードやおやつのパケージには1日にの目安量が書いてあります。
あなたはあなたの愛犬の目安量はご存知ですか?
ドッグフードを毎食計って食べさせてるから大丈夫!と思われているのであればちょっとまった!!
目安量を決めたのはいつですか?当然、年月が経てば食事量は変化します。
生活環境が変れば食事量は変化します。
もっと細かいことを言えば日々のおやつ等の間食の量でも食事量は変化します。
犬が成犬になったら1食30gと決めたとして自分に置き換えてみて下さい。
20歳で成人になったから1日の食事量はコレ!と決めて30代40代と同じ量を食べ続けたらどうなるか・・・
目安はあくまでも目安。
そこから量を微調整してあげるのは愛犬の飼い主であるあなたの役目です。
太ったら減らす、痩せたら増やす
簡単に言えば太ったら食事の量を減らして、痩せたら食事の量を増やす。体重が理想体重のままであればその食事量をキープする
ただ、それだけです。
そこに、本当は難しい計算式などはいりません。
目安量を基準として、量をうちの子仕様に食べさながら量を微調整していきます。
あなたは昨日焼き肉食べ過ぎたな・・・と思ったら次の日の食事を軽めにしたりしませんか?ああぁ、言われてみればやってるというあなたはそれをあなたの愛犬に置き換えて考えてあげればいいだけです。
今日はよく運動したからちょっとご飯を大盛に!と言う日があなたにあるかもしれません。
愛犬が今日はよく走って遊んだな!という日はいつもより気持ちごはんの量を増やしてあげる。
逆に雨が続いて、お散歩に行けてない日は気持ちごはんの量を減らす。
気持ち増やす?気持ち減らす??その気持ちの量をはっきりさせてよ!ともしかしたらあなたは思ってしまったかもしれませんね。●●gというグラム数は個々の食べている量で変わりますので、はっきりは言えないのです。
私は大まかに10%程度増減させることが多いです。
フードを多くあげる時もあれば、おやつを気持ち多めにあげる日も・・・
わりとザックリしたもので大丈夫ですよ。
毎日食事の量は変わる可能性があるというのを意識するだけであなたの愛犬が太りすぎたり、痩せすぎたりというのがかなり減る可能性があります。まずは意識してみる事から初めてみませんか?
おやつも食事の一部です。
フードを食べなければおやつを食べればいいじゃないにも書きましたが、おやつの存在を意外と1日の食事量から分けて考えているお家が多いです。おやつの食べさせすぎも要注意!!
でも、おやつをあげたいという気持ちはよくわかります。「おやつ食べる?」と聞くと大喜びしますもんね。
私も愛犬におやつをあげたい人なので、おやつゼロ!と言うのは難しいです。
仕事がら試作したおやつを味見してもらう事もあります。
愛犬の健康にまったく、いっさい、1mmも影響を与えないのであれば、正直ポッチャリした犬の方が好きです!
でも、太ると健康に悪い影響があります。うちの愛犬の武ちゃん(写真、一番左)は聴導犬をしていたので、人に飛びついて音をお知らせするのをせっせ、せっせとこなした結果軽いヘルニアもちです。
そうなると、ぽちゃりはヘルニアを悪化させる原因にも・・・
なので、おやつも食事の一部!知育玩具で遊んだ日、ご近所の方におやつをもらった日などおやつ食べすぎたな・・・という日は食事を減らします。
先ほどは食事の10%程度を増減させるイメージと話しましたが、ご近所の方や犬友さんからおやつをもらう場合思わぬ量を食べさせてもらう事もあります。そんな時は10%と言わず半分近く食事の量を減らすと言う事もありますよ。
老犬になると食事の量の見直しが必要です
いつもと同じ量を食べさせてるのになんか太った・・・という時は
運動量が減ったり、代謝が落ちているサインです。そんな時は食事の量の見直しのチャンス!
まずは10%程度減らして1週間~10日程度様子をみて体重に変化があるかをチェックして、少しずつ痩せている場合はそのまま10%減の量をあげて理想体重まで落とす。
急激に痩せた場合は少し食事の量を増やして緩やかに痩せるようにする。
全く変化なしの場合はもう10%程度量を減らしてさらに1週間~10日程度様子を見ていくのがおすすめです。
いつもと同じ量を食べているのに痩せる時はまずは病院!
いつもと同じ量を食べさせているのに、痩せる場合はちょっと心配です。
運動量上がったりしましたか?活動用が増えていて、痩せているのであれば問題ないし!10%程度食事を増やして元の理想体重に戻していきいます。
心当たりもないのに、痩せる。
まずは病院に相談してください。もしかしたら病気が体内にあってきちんと栄養吸収ができていない場合もあります。
いつものごはんの量をきちんと把握していれば、愛犬のちょとした体調の変化にも気が付きやすくなります。
おなじ犬種だから同じ量をあげればいい
ダックスフンドは1日100gと書いてあるから、何が何でも100g!というのはあてにできません。
ダックスフンドだって、大きい子、小さい子、活発な子、おっとりした子体格も性格も様々です。
あなたの周りにもいませんか?同じ量たべてるのに、痩せてる人と太ってしまう人が。
それと同じです。同じ日本人でも様々ですので、同じ犬種だからとフードの量を固定するのはちょっと違うと思いませんか?
兄弟、姉妹でも同じではありません。運動量、生活スタイル、性格などによっても食事量はかわりますよ。
食事のカロリーよりも意識するもの
この食事は何キロカロリーですか?
毎食何キロカロリーに抑えています。
というように食事のカロリーをあなたは意識しますか?
じつは食事のカロリーよりも、日々役立つのは量の調整です。
毎食カロリー計算するよりは、量を減らしたり、増やしたりする方が圧倒的に楽です。
計算する知識も必要ないですからね。カロリー計算する時間があるなら、さっさとフードを手でつまんで増やしたり減らす方が
早いと思いませんか?
おやつの種類とかは関係なく太ればおやつも食事もちょっと減らす。
痩せればおやつも食事もちょっと増やす。
そんな、ゆるい感じならあたなもできそうな気がしませんか?