犬の食事質問 その4
今までの質問まとめはこちら
4回目の今回もまとめ3と同じ、手作りごはんに関する質問をまとめていきます。
味付けはどうしたらいいですか?
基本的に犬のご飯に味付けは必要ありません。
手軽に使えそうな調味料の中には犬が中毒を起こすネギ類が使用されている物がありますのでご注意を!
味を付けるより、風味を良くする方を意識してみて下さいね。
加熱食と生食どちらがいいですか?
正解は無いと思っています。
あなたが好きな方からチャレンジしてみてはいかがですか?
どちらにもメリット、デメリットがあります。
人間の食事方法が沢山あるように、犬の食事方法も沢山あっていいのではないでしょうか。
生肉をあげる時の注意点
生肉をあげたい!ともしあなたが思っているであれば、少し注意が必要です。
加熱した手作りごはんよりも生食の方が食中毒のリスクが上がります。
その点はかなり注意が必要だと思います。
- ミンチ肉は生食NG!基本的にミンチは生であげるのは危険です。肉の表面が空気に触れている面積が大きいので、塊肉より酸化しやすいです。空気に触れる面積が多い=雑菌の繁殖もしやすいので、その点も注意が必要です。生食OKとして売られている犬用の冷凍ミンチであればあげても大丈夫かと思いますが・・・それでも冷凍商品があなたの自宅に届いてからの保管は自己責任となります。怪しいなと思ったらあげない事をおすすめします。気を付けてあげてくださいね。
- 犬の胃液の殺菌能力を過信しない!最近の犬達は何世代にもわたってドッグフードを食べてきた子達です。生肉に結構あたる・・・と個人的は思っています。犬の胃液の殺菌能力が落ちている(胃酸が薄い?)可能性も視野に入れて、おいて下さい。生食を勧める本には胃液で殺菌できます的な事が書いてありますが・・・個人差がかなり出るところだと思います。「うちの子胃腸が弱いな」と思い当たるあなた!生肉をあげる際はお気をつけくださいね。
じゃあ、どうしたらいいのか?
どうしても生肉をあげたい!!という気持ちがあなたにある場合、おすすめする方法はズバリ湯引き!
肉の表面に菌が多く繁殖しています。それをサッと熱湯で殺菌してあげると、食中毒のリスクは全くしていない場合に比べると下がります。
おすすめの調理法
- 煮る?
- 蒸す?
- 焼く?
- 炒める?
- 揚げる?
一体どの調理法がいいのでしょう?
さすがに揚げたものを常食するのはよくないと思いますが・・・
ズバリ正解は何でもよい!です。
毎日、調理法を変える必要はありません。
老犬になると1度の食事で食べれる量が減ります。そんな時に煮たものをあげると水分でお腹が膨れてしまうかもしれません。
そんな時は焼く、炒めるなどの煮るより水分量が少ない調理法で食べれる量を多くしてくのもいいです。
冷凍野菜を使ってもいい?
もちろんOKです!!冷凍野菜、便利です。
手作りごはんを作っていく上で、手間を省くのは続けるための重要なポイントになると思います。
冷凍庫にストックしておくと「あ!野菜が足りない」なんて時に大助かりです。
ただし、冷凍野菜の中にねぎ、玉ねぎなど犬が中毒を起こす物が入っていないかは購入する際にご確認を!