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犬達の身近に潜むキシリトールにご注意!!

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キシリトールは犬に危険!

犬にキシリトールがダメ!というのはご存知ですか?

玉ねぎやチョコレートに比べてまだ認知度は低い方かもしれません。

2006年ごろから報告があがり始め、身近にキシリトール製品が増えてくるにつれ、中毒の報告が増えてきたようです。

 

あなたはキシリトールと言われてパッと頭に浮かぶのはなんですか?

ガムや飴などのお菓子を思い浮かべませんでしたか?

 

ガムや飴は日常生活を送るうえで、人にとってはかなり身近な物ではないでしょうか?

私個人はガムや飴を口にする習慣がないので、キシリトール入りのお菓子というものが自宅にある事が少ないのですが

あなたはどうですか?

 

キシリトールは犬にとって毒性が強い

犬がキシリトールを摂取した場合、低血糖になってしまいます。

肝臓障害を生じてしまう犬もいるそうで、命が助かったとしても後遺症の心配もあります。

あなたがもし、キシリトール入りのガムや飴を好んで食べる場合はきちんと管理をお願いします。

キシリトールの含有量は製品によって違うので、もしご自宅にキシリトール製品がある場合はチェックをしてみて下さいね。

体重1kgあたり0.1gで低血糖、体重1kgあたり0.5gで肝臓に対しての毒性が示すと言われています。

 

1粒で0.5gのキシリトールが使われている製品もあります。そうすると、超小型犬と言われている2kgない犬達では1粒でもかなり危険だと思いませんか?

 

1粒で0.5gのキシリトールが使われているのはスーパーやコンビニで買えるとても身近な商品です。

じつは、キシリトールガムに歯科専用製品があるのはご存知ですか?なんと、キシリトール100%・・・

あなたの歯にとっては有効なキシリトールですが、キシリトール100%は犬にとっては毒物といってもいいのではないでしょうか?もし、歯科専用のキシリトールガムがご自宅にある!と言う場合は犬の届かない場所に置くようにして、噛み終わった後のガムも間違って誤飲しないように気を付けてあげて下さいね。

 

食べ物だけじゃない!身近にあるキシリトール製品

ガムや飴、お菓子などはキシリトールが使われていると気を付けてくれる飼い主さんも増えてきました。

とても嬉しいことですが、実はそれだけでは不十分なんです。

では身近にキシリトールが使われている物をあげていきますね

  • 化粧水
  • ハンドクリーム
  • 人間用オーラルケア製品(歯磨き粉、デンタルフロス、マウシュウォッシュなど)
  • マスク

 

 

人間用オーラルケア製品はなんとなく使われていそう・・・と注意してる!と思われる方もいると思います。

ですが、化粧水やハンドクリームにキシリトール入ってるかもと気にした事はありますか?

実はキシリトールは肌に対しては保湿成分として使えるんです。ちょっと気になったあなた!このブログは後からでも読み返せますので、気になった時がチャンス!あなたがお使いの化粧品にキシリトールが使われていないか確認してみて下さい。

 

もし、ハンドクリームにキシリトールが入っていたとして、あなたのハンドクリームを塗った手を愛犬がペロっと舐めたら・・・

ちょっと怖いと思いませんか?

キシリトールもしくはキシリットという名で表記されていると思います。

今、製品が手元になくてもネットで商品名を検索すれば成分一覧は確認できますよ。

 

コロナ禍で存在感を出してきた夏用マスクにもご用心!

夏にマスク・・・去年までは付けています!という方は少なかったのではないでしょうか?

コロナ禍出マスクをつけるのが日常となり、夏の暑い時期にマスクの暑苦しさを少しでも解消しようとキシリトール加工のマスクが増えてきています。

 

キシリトール加工を施された生地は汗や湿気などの水分に反応して吸熱反応を起こして涼しく感じるそうです。洗濯してもその機能は失われずに何度も繰り返し使えるそうなので、犬が舐めたりする事も十分あり得ますので、念のために犬と暮らすお家は注意した方が良いのでは?と思います。

 

キシリトール加工の生地はコロナ禍で注目が集まり、夏のマスク着用の不快感を解消するための最適な生地のひとつとして続々と製品が販売されていますので、お気を付けくださいね。

 

実は犬用のガムにも・・・

残念ながら犬用のガムやオーラルケア製品にもキシリトールが使われているものがまだ売られています。

知っていれば購入時に確認して買うのを避けると言う事が出来ますが、知らないで使用した場合はどうなるのでしょうか。

未だに売られている=危険が報告されていない(メーカーに届いていない)=安全!

という訳ではないと思います。

 

わざわざキシリトール入りの物を購入せずともキシリトールの入っていないガムや犬用オーラルケア製品の方が圧倒的に品数が多いですから、わざわざリスクを冒してまで購入する必要はないと思いますよ。

 

 

 

もし、口にしてしまったら

もし、愛犬が口にしてしまったらかかりつけの病院へすぐに電話して下さい。

その際に

  • 何時ごろ食べたのか
  • どれぐらい食べたのか
  • 今の愛犬の様子

などを伝えて下さい。病院へ連れてくるように言われると思いますのでできればその食べてしまった製品をからの袋でもいいので持参するようにして下さいね。

 

そんなこと言われても、いざうちの子がそうなったら冷静に対処できるかぁ!と思ったあなた!正解です。

たぶん、自分の愛犬が食べた時は冷静に対処できるかは分かりません。

でも、なにもあなたの家で起こるとは限りません。

 

 

仲のいい犬友さんのお家の子が食べた!と電話がかかってきたら?

上記の手順を一緒に確認する事ができますよね。なので、頭の片隅にうっすらと覚えている程度で大丈夫ですから気に留めて頂けると嬉しいです。

 

最後に

食べられないようにするが一番の方法です。

キシリトール入りの物を口にしないようにしつけをするというのは現実的ではありませんので。

プラスで化粧品などのキシリトール製品がある事を知って貰えたのであればこの記事は十分役目を果たしたかなと思います。

いつまでもあなたとあなたの愛犬が笑って暮らせるようにする為には気を付ける事がいっぱいではありますが・・・

 

守ってあげられるのはあなただけですから。一緒に頑張りましょうね!

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