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おやつの選び方

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そもそも犬のおやつって何?

あなたは愛犬におやつをあげた事がありますか?ごはん以外に食べるものがおやつです。

おやつはあくまで間食なので、メインの食事にはなりません。

おやつを沢山あげすぎると肥満になったり、愛犬が朝晩のごはんを食べないという事がおこったりもします。

おやつは日々の生活に上手に取り入れるとものすごく心強い味方になります。

そして、おやつ選びも重要なポイント!

何を目的にそのおやつをあげるのか、意識するとただのおやつから犬の心も体も虜にできる魔法のおやつへと進化します。

目指せ愛犬のおやつマスター!特にしつけやドックスポーツなどでおやつを使っているあなた、ぜひ最後までお付き合い下さいね。

今回はジャーキー、クッキー、ガム3種類のおやつについてご紹介してきます。

ジャーキー系おやつ

ささみ、砂肝、レバー、鹿肉に魚のタラ、サメ、きびなごなどの素材そのものを乾燥させた固めのジャーキーや小麦粉や米粉、でんぷんなどと混ぜて作った少し柔らかめの練り物系ジャーキーがあります。

食いつきもいいので、あなたも犬達に食べさせた事のあるのではないでしょうか?

しつけなどでもとても使いやすく、トレーニングやドッグスポーツをしている方はジャーキー系のおやつを食べやすい大きさに切って使っている方も多いのではないでしょうか?

超小型犬や老犬など少し噛んで食べるのが苦手な場合は素材そのものを乾燥させた固いジャーキーより柔らかめの練り物系ジャーキーがおすすめです。

ジャーキーの中でもちょっと特殊なアルミパウチに入ったような半生系ジャーキーは香りも強く、犬達の興味を引くのにとても有効です。ちょっと緊張が強いような場面であなたに注意が向くようにしたい場合や愛犬が新しい何かを覚えなくてはいけないような場面ではより香りの強い半生系のジャーキーはとても有効です。

 

ジャーキーは買うものというイメージが強いとは思いますが、ご自宅で作る方法もあります。

鶏ムネ肉ジャーキーの作り方

こちらのレシピはオーブンを使って作る方法ですが、段々ジャーキーが焼けてくる香りは愛犬の食欲を刺激してくれます。自家製のいいところは無添加で好きな肉を選んで使え、しかも安上がりな点です。作る手間をかけてもいいというあなたはぜひジャーキー作りチャレンジしてみて下さいね。

 

お留守番やハウストレーニングに最適?ガム系おやつ

 

食べるのに時間がかかるおやつ代表といえばガム。豚や牛の皮を使ったローハイドのガム。

牛や馬のターキーなのどのアキレスガム。

豚耳や牛の蹄などもガムの仲間に入るのではないでしょうか。

最近ではクロロフィルなどが入った歯磨きが出来るようなガムも沢山出回っております。

ひと口にガムと言ってもさまざまな種類があります。

いつ、どのような目的で使うのかを意識して食べさせる事が一番ガム系おやつが多いのかもしれません。

特に歯磨き系のガムは近年とても人気です。歯石が取れて歯がきれいになると思って食べさせてあなたは食べさせたりしていませんか?

残念ながら、歯磨きガムで歯がきれいな状態を維持し続けるというのはまだまだ無理なのです。歯をきれいに保つにはガムより歯磨き!ではありますが歯磨きの補助として食べさせるのは良いと思います。

ガムに共通して言えることは食べるのに時間がかかるという事。

ハウストレーニングやお留守番の練習。

ちょっと静かにしてもらいたい時なんかに使う事もあるかもしれません。

このガム系おやつ、あげるガムによっては歯が欠けたり、丸呑みするの喉に詰まったりという事故が起こりやすい(他のおやつにくらべると)ちょっと注意が必要なおやつになります。

特に結び目があるローハイドのガムはその結び目が喉に詰まる危険性がありますので、あげる際は目を離さないようにされる事をオススメします。

ある程度食べてしまったら丸呑みする癖があるような子、慌てて食べてしまうせっかちな子、複数の犬と暮らして食べるのを競ってしまうような子は特に注意してガムを食べさせてる時は様子を見てあげて下さい。

 

ガム系のおやつですが、時々ローカロリーでヘルシーだと思ってる方がいるようですが、ガムの種類によって多少の誤差はあるものの100g340キロカロリぐらいはある物が多く、思った程ヘルシーではありません。むしろ、しっかりとカロリーがありますので、ご注意くださいね。

 

 

バリエーション豊富!クッキー系おやつ

小麦粉が主原料のクッキー、米粉が主原料のクッキーなどクッキー系のおやつはいつの時代も犬達に人気です。犬用のクッキーは人間のクッキーのように甘い系もあれば、レバーなどを練り込んだタイプやお野菜を練り込んだものなど様々です。

近年では小麦や米にアレルギーがある犬も増えてきているので、アレルギー対応のソルガム粉や大豆粉を使ったクッキーなども見受けられるよになりました。

クッキー系のおやつはジャーキーなどのおやつに比べると価格もリーズナブルで手軽に購入できる物が多いのは良いのですが、しつけやドッグスポーツなどのレッスンで使う時に愛犬がパクっと食べられるようなサイズにしようとして割ると粉や破片が床に落ちてしまいます。粉やクッキーの破片が落ちてしまうと、その落ちた方に犬が気をとられるためしつけやドッグスポーツのレッスンで使う時にはやや注意が必要となります。

クッキーも自宅で作る事が比較的簡単にできます。レシピも沢山ありますのでレシピを下記のリンクにのせておきますので、ぜひ作ってみて下さいね。

クッキーレシピ一覧

 

 

おやつをあげる時の注意

おやつをあげたいというあなたの気持ちは分かります。私も愛犬にはおやつを作って食べさせたり、近所の方がくれたりと食べさせる機会をなくすと言う事は出来ないと思っています。

ですが、おやつの食べすぎで太ってしまい愛犬の健康に悪影響が出てしまったら、どうでしょう。あなたは「仕方ない」と思えますか?もしくは今、獣医さんからダイエットした方が良いよと言わたりしていませんか?

太っていない子でもおやつの食べさせすぎで、よくお腹を壊してしまう。

おやつを食べるから普段のドッグフードをあまり食べたがらない。

そんな経験があるかもしれません。

最初にちらりとお話ししましたが、おやつはあくまで間食です。

1日の目安は1日のあなたの愛犬が必要とするカロリーの10%程度に収めるようにするのが理想的です。

10%といわれても、お散歩仲間から沢山もらう事がある・・・

時々食べさせすぎてしまうという事があるかもしれません。そんな時はちょっとごはんの量を減らすなどして、1日のトータルのカロリー摂取をあなたがコントロールしてあげて下さい。

 

犬は自分でコンビニへ行っておかしを買って食べるという事はできません。

あなたが買ったもの、あげた物を食べています。しっかりと吟味したおやつをあげたとしても、量が多すぎて体に悪影響が出ては意味がありません。

おやつの質も大切ですが、何よりもあげる量には注意してあげて下さいね。

 

番外編おやつを選ぶコツ

あなたはどうやっておやつを選んで購入していますか?

愛犬の好みを理解して、狙って購入しておくと使い分けができ非常に便利です。

例えば、トイレトレーニングをしている子の場合

初期の成功率が低い時、上手にできた時はジャーキーや香りが高いおやつで成功の印象付けを行います。

成功率が70~80%程度になってきたら、おやつをそこそこの物(食べるけど大喜びするほどの物ではないようなおやつ)に変更。

成功率がほぼ100%に近い状態になってきたらおやつは徐々に減らしていくか、ドッグフードを1粒あげるなどに変えていく。

など、愛犬に覚えて欲しい物の習得状況に合わせておやつを変更していくという使い方が出来ます。特に新しい事を始める時はいいイメージをバチっとつける為にもスペシャルなおやつが欲しいところです。

おやつの素材で選ぶ

最近ではおやつに特定の材料を使って人間でいう所の特定機能食品のようなものも見かけるようになりました。

例えば、老犬になってきて白内障などが気になって・・・と言う時のブルーベリーなどが使われたおやつ。

体臭やウンチ、おしっこの匂いが減るような、成分の入ったおやつ。

口臭ケアのためのおやつなどなどです。フードと違って1つ1つのおやつは量が少なく、気軽に試せるというのも利点だと思います。

お薬のように効きめ抜群!という事はなかなかないでしょうが、おやつを選ぶ時に愛犬の体調で少し気になる所をカバーできそうなものを選ぶというのもいいでしょう。

 

愛犬の好みを調べてみよう

あなたは愛犬の好みのおやつを知っていますか?

硬いジャーキー?柔らかいジャーキー?

お肉系が好き?それともお芋などのお野菜系?

匂いが肉々しいワイルドな物が好き?それともバニラのような甘い香りの物が好き?

愛犬の好みを知ると言う事はとても大切です。

爪切りや、病院などちょっと嫌な事を頑張った時のご褒美は愛犬が特に喜ぶものを用意出来たら「次もがんばろう」と思ってくれるかもしれません。

一度に沢山種類を用意してどれを好むか調べてもいいですが、結構大変だと思います。

日々、おやつをあげた時の愛犬の反応をチェックしておくといいですよ。あなたの愛犬は体全体を使っておやつの好みを教えてくれます。

大好きな物はなかなか我慢が出来なかったり、特技を披露して何とかおやつをもらおうと慌ててしまったり。

しっぽがギュルンギュルンと回ってしまうおやつ、パタパタとふれるおやつ、しっぽが動かないおやつ。

よだれが垂れてしまうおやつ。

食べる時も分かりやすいです。大好きなおやつは大きく口を開けて沢山食べられるようにしたり、口に入れたとたんにゴックンと丸飲みしてしまう傾向があります。

逆にそんなに大きなおやつでもないのによく噛むもの、噛んでいる時の雰囲気がどうもあまり好きそうに見えた事はありませんか?大きさが丸飲みできるのに、よく噛む場合はそんなに好きじゃない、もしくはしぶしぶ食べてる可能性ありです。

 

そんな愛犬の態度でおやつのランク付けができているあなたは愛犬おやつマスター!

 

うちの子は、どうなのかな?と思ったあなた、ぜひおやつの食べている時の愛犬の様子を観察してしてみて下さいね。

 

 

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